前沢牛を・・・釣りに行くのだ!



「今年も休みが合いましたら、是非とも遊んでやって下さい、そんなに甘いことじゃないかと思いますが・・・今年こそは尺山女を期待しとります。」

そんな、案内するオラに微妙なプレッシャーをかけてやってくるお方、

一年に一度の楽しみらしいので出来るだけ良い釣りはさせてあげたいのだがね、

行って見なきゃわからないし、やって見なけりゃもっとわからないし・・・

一応、厳しいことは承知の上で来て下さいませ・・・

ね、今や盆前釣行が恒例になりつつあるghodonさんが今年もやってきたのだ。



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オラはこの川が大好きなのだ、ghodonさんも同じで、あっちの川に行こうか、それともこっちに行くべか?と相談しても結局ここに落ち着くのだよね。

一日むったりロッドを振っても一度大物のチャンスがあるかどうか、

特に今頃になるとチャンスが来るかどうかもわからないのだけれどもね。

川の美しさと魚の綺麗さ、あの景色の中でロッドを振れる喜びがあるだけで十分と思えるのだ。






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が・・・う~ん、渋い・・・予想よりも渋すぎる。

たまに釣れては来るものの、厳しい釣りとなりそうだすな。



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一匹釣れては、しばらく沈黙・・・





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しかし、沈黙の後にいきなりチャンスがやってくるのだ。

あちゃ~、今の結構でかかったです!

やっちゃいました、は~・・・

いや、厳しい事はわかっていましたけどね、もうちょっと釣れるかと期待していたんですがね・・・は~・・・

ghodonさん、そんなにため息ばっかついてないで、ここはこれが普通の状況だからね。

そう言うオラもデカい山女手元でバラしたり・・・

全然悔しくないけどね、んだって、きっとスレだったもの、きっとそうに違いない!

ちくしょ~!!!




今年も岩手で尺山女はおあずけか・・・

今回はいけるかな~とちょっと期待してたんですけどね・・・は~・・・



まあ、ghodonさん、そんなにため息ばっかついてないで。

・・・・・・んじゃさ、一カ所デカい山女が付いてる場所あるから、そこ行ってみる?



マジですか!?なんて魅力的なお言葉、そりゃあ行くしか無いでしょ!



その代わり、何で最初っから此処に釣れてこなかったとか言わないっこね。

それと、もし、尺山女釣れたら前沢牛のおごり決定ね!



言いません言いません、もし釣れたら前沢牛よりもっと美味しいとこだって連れて行きますよ~。



お~し、んじゃダ~っと移動するべし!

もう川から上がっても良い時間に急ぎその場所へと移動するのだ。

たった一カ所のポイントを釣る為にね、パンクしないように気を付けながら、慎重に急ぐのだ。

え~と、この辺だったべか・・・

あ!ここ、ここ。ここに居るから是非前沢牛・・・

いや、尺山女釣ってちょ~だい。

下から慎重に、かつ丹念に探って行ったけど・・・

そう簡単には出ないもんだす。

あ!今何か覗きにきました!

食った~!

グリングリンとローリングする山女、ネットに無事収まった姿は尺の貫禄十分にある者だったべ。

ghodonさんがボソッと言った言葉、オラはちゃんと聞いてたもんね。

「本当に居たんだ・・・」

おいおい、ghodonさんオラがガセねた言ってると思ったの?

なんたってこっちは前沢牛がかかってるもんね!

どれどれ、なんぼあるって?これはいったんじゃね?

う~ん、残念ですが29.5です。

いやいや、そんなクネクネ曲がった状態でメジャーあてちゃって、

前沢牛かかってるんだから(しつけ~)キッチリ計らないと。

まっすぐにして、ほれ!ちゃんと尺あるじゃ!

これがghodonさんが釣り上げた前沢牛・・・じゃなくて尺山女だす!




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念願の此処での尺山女、おめでとさん。

さあ、んじゃ急いで街へとくりだすべし、前沢牛を食いにね、

釣ったghodonさんよりオラの方がウキウキしてるって?

いやいや、気のせい気のせい、全く平常心ですから~。

♪ま~えさわぎゅ~♪

♪ま~えさわぎゅ~♪

さて、いよいよ着いたよ、ここでたらふく前沢牛を食ってやるべし!



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って、あれ?

いつものホルモン屋に着いてしまったべ・・・

あ、そうだ、良い肉食うと腹壊す悲しい貧乏体質だったこと忘れてたべ。

オラがいつものホルモン屋にって変更したんだっけか。

ghodonさん、また来年もホルモンよろしくね~。











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# by the-kingfisher | 2017-08-12 15:32 | フライフィッシング | Comments(10)

笑いと、驚きの釣行・・・なのだ


北からやって来た変態と、

南からやって来た変態が落ち合うところに、

丁度オラが居たことになるのだ。

北海道から南下して来たtroutriverさんと、

関東から北上してきたkomさんとのコラボ釣行なのだす。




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あれ?troutriverさん、今日はハットなのね?

なんか違和感感じるのはオラだけだべか?



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しかも、前回岩手に来たときとウエーダーが違くね?

新しいチェストハイになってるし、ウエーディングスタッフまで腰に付いてるし・・・



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こちらはkomさん

オラより歳は上だけど、その健脚ぶりは実年齢より遙かに若いのだよ。

何でも林道を片道2時間とか歩くのも普通なんだと、troutriverさんといい、komさんといい、粒ぞろいの変態ですな~(笑)


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komさんの釣った、良い山女だす。

南部美人手込めにしたな~。

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この方も、当然釣っております、釣るなと言っても釣るタイプだね(笑)



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腹が減っては釣りが出来ぬ、あれ、komさん、飯も食わず一人黙々と釣りしてる人が居るよ・・・

あの方、本当に釣りが好きですからね~。





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そんなtroutriverさんに後ろに忍び寄って、釣れた岩魚を顔の横にそっとぶら下げてみたのだ・・・

「うわわっ ビックリした~、なんてことするんですか・・・」

や~いや~い、ビックリしてやんの魚しか見てないから気が付かないんだよ~(笑)

魚も適度に出るし、暑すぎず快適な渓で色々な話を聞けたのだ。

ヤマビルの気持ち悪さとか、15Cmもある巨大な山ナメクジの話とかね・・・

あ、山ナメクジはここにも居るけど・・・キモイんだよね~

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しかし、悲劇はこの後起きてしまったのだ・・・

釣ってるオラの顔の横に木の上からツツツーっと降りてくるでっかい毛虫が・・・・

「うわ~!巨大な毛虫?勘弁しろって!何やつ!?」と、後ろを見ればニヤケたtroutriverさんが。

「やったやった!リベンジ成功。ヒッヒッヒ。」

してやられた~、オラは両手をにぎって胸にあて、まるで女子のように驚いてしまったべ・・・

くっそ~、後でtroutriverさんのうんこティッシュに唐辛子パウダーまぜてやるべか・・・



終始魚も適度に出るし、驚きと笑いもあったし、何より変態話をkomさんとtroutriverさんから聞けたのが一番の収穫だったべ。

三人歳も近いこともあってうち解けやすかったと思うし、いや、変態同士ってことだべか?

帰りの林道でオラにアブが一番多く群がってた気がするのは納得できなかったけど。

komさん、troutriverさん、またよろしくね~。














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# by the-kingfisher | 2017-08-07 11:32 | Comments(10)

山女の知謀・・・なのだ




山女って、本当に賢い魚だと思うことが度々あるのだよね。

そんな事、誰もが知ってる事だろうけど、

そうは知りつつも、釣り人の予想を超えて賢さを痛感させられることが、今まで何度となくあったのだが。

最近では・・・ついこの前、一番良い時期を過ぎていよいよ夏本番、岩手でも35度の猛暑日を記録。

水量は平水よりも少~し少なめになっていたべかね?

流下する餌もだいぶ少なくなり始め、ライズを見かけるのも散発的になった頃・・・







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そんな頃になると、岩魚も山女も決まって反応が悪くなるのだよね。

んでも、オラは最近感じる事があるのだが、

岩魚はフライパターンを重視し、山女は流れ方を特に重視するのじゃないべかね?って。

付き場の違いもあるのだろうけど、比較すれば岩魚の方が流速の遅い場所に付いてるし、水面近くに浮いて流下物を待ってる事が多いようだし。

山女の場合は底の方に付いていて、上から流れてくる流下物に合わせて浮いて来るような気がするのだ。

岩魚よりも長~くフライの流れ方を見ているような感じだべか・・・

ま、オラが勝手にそう感じてるだけかもしれないけどね。

山女が餌の流れ方に過敏になってると思われる事があったのだ。





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いかにも山女の付きそうな場所での体験なのだ。

水面から少し頭を出した岩に流れの筋が当たる場所、

ぶつかる流れは岩の上に小さな緩流帯を作り、左右に流速を早め分断される・・・そんな感じの場所なのだ。

岩の上の緩流帯に来るようにフライを流したが、ご不在だったようで・・・

その場所をあきらめ、2~3メートルも上だべか?流心にフライを落としたのだが、

その下でギラッと大型の魚影が見え、下流へと逃げられてしまったのだ。

「あちゃ~・・・気づかれてしまったべ。」

やっちまった感に腐りながらも、小さいのでも出るかもしれないと思い、再びキャストしたのだが・・・

またもや同じ事が起こったのだ、下流に逃げたと思ったが、岩の上の緩流帯でフライを銜えたのだ。

まさかの出来事にあわてたべ、弛んだラインを急いで回収するために足下に垂らしたラインが岩にひっかかり、

ロッドにラインが絡んだが、幸運なことにキャッチすることが出来たのだ。

余裕の尺越え山女・・・

多分、こいつは限られたレーンを流れる餌は決まってその場所にたどり着くと知っていたんじゃないべか。

餌を確認し、下流に先回りして緩流帯で待ち受ける、そうとしか思えない出来事だったのだ。





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釣られるほどに知恵を身につけ、老獪にして、知謀に長けた大山女・・・

オラは憧れと、尊敬の念を持って再び流れへと戻すのだす。

また、逢えることを願ってね。





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# by the-kingfisher | 2017-07-28 03:02 | フライフィッシング | Comments(16)