四畳半アント
2010年 07月 24日
テレストリアルといえば・・・
やっぱアントだべ。
こ~んなサイダーみたいな流れに揉まれたアント見つけて食いつくなんて、いったいどんな目してんの?
10年くらい前だったか、部屋の隅っこで死んでるアリンコを見つけたのだが、
ひょいと摘み上げると、単なる黒い糸くずのまるまったゴミだったじゃ。
な~んだ、アリンコじゃねえべ。
ポイと元の場所に捨てたのだが・・・
視界に入るたびにアリンコに見えてしまって気になってしょうがねえべ。
なんなんだ!?この虫っぽさは!!
拾っては戻し、拾っては戻し・・・
う~ん・・・まいったじゃ。多分黒い靴下脱いだ時に出てきたゴミだべ。
こんなもんがアリンコに見えてしょうがないなんて。
即、タイイングデスクに向かって出来たのが・・・
我がアントパターン、四畳半アントだべ!
小変更を重ねてこの形になったが、ぱっと見の虫っぽさに重点を置いたFLY。
大抵こういった安易な方法はイマイチな場合が多いが、コイツは上手くいってると思う。(そう思うのは自分だけだって)
ボディのストレッチフロスの半透明感が気に入ってるが、魚には関係ないかも・・・
レッグのディアヘアーは付けすぎないことが重要、
ボディの適度な重さと後ろ側のインジケーターがスタビライザーとなっていつも安定した姿勢で流せることも気に入ってるべ。
ターンが良いから普段より1ft~2ftティペット伸ばしてもブッシュの下にスポーンと入ってくれる夏には心強い味方なのだ。
今日は最初っから最後まで四畳半アントで通した、ま、夏はコイツに頼りっきりなんだけどね。
スレッカラシにはCDCの釣れる魔力をちょこっと借りた四畳半アントCDCもある。
な~んか、自画自賛でしょっぱいやつ・・・と思うでしょうが、
だれも褒めてけねんだもの、かんべんしてけろ。
世の中にはフライのカラーや素材の一部を変えただけで
オリジナルフライなんて言っている人が多い中、
四畳半アントは本物のオリジナルですね、
その発想力に拍手です。
私もアレンジではない真のオリジナルを
この釣りができなくなる前に
一本でいいから巻き上げてみたいです。
話題沸騰中なんですか?知りませんでした(笑)
ストレッチフロスは同じものが各社から出ているようでして、
アンプカのストレッチフロス、今は扱ってるかわかりませんがT,sのスーパーフロス、あとラーバレースからも出ているようです。
ゴムのようにミヨーンと伸びるやつです。
魚類学者の間でも魚の記憶や学習といった
知能に関しては諸説あるようです。
キャストしただけで逃げ出す時や
ライズを繰り返しているのにフライだけ避ける時もあるし
一度フックに乗ってバレたあとでも
再びフライに襲い掛かる時もあり
私としては知能というより本能丸出しで
食欲と警戒心(食うか食われるか)の
バランスで生きているように思います。
魚の話が聞けたら私にもホントのところを
是非教えて下さい。