氷上の熱きバトル開幕なのだ
2013年 01月 14日
真っ白い壁に小さな窓があったのだ。
丸い窓の向こうは漆黒の闇。
15Cmも無い小さな窓に顔を近づけ、目をこらしてみると・・・
そこには・・・
群れをなして泳ぐワカ様の姿があったのだよ!
岩手の岩洞湖のワカ様の氷上釣りが解禁になったからね、
この日を待ちわびたオラと息子とで行ってきたのだ。
オラは前々日は夜勤で1時間しか寝られなくて、今日は早起きする自信が無かったのだ。
それでも目一杯頑張って4時に起き、6時に現場到着となったのだけど・・・
なにや!?この釣り人の数は!
目を付けていたポイントは駐車スペースに空きは無し。
回り回ってやっと見つけたけど、だいぶ歩く羽目になっちまったべ・・・(そりゃ6時じゃ遅すぎだって!)
この日の岩洞湖の気温はマイナス21度だったんだと。
ダイヤモンドダストが見られたらしいけど、オラの目にはワカ様の姿しか映らないべ。
あまりの寒さに場所選びもそこそこに、テントを設営したのだが・・・
いや、釣れる釣れる!
息子も好調なのだ。
「ひょっとして、オラ達の腕が一気に上がったんでないべか?もしくは場所選びがどんぴしゃだったとか?」
その後、漁協さんが鑑札チェックに来たときに聞いてみたのだが。
今年の岩洞は何処でも良く釣れてるんだと・・・腕でも場所でもなかったんだと。(考えが甘すぎなんだよ!)
昼を過ぎても当たりは続く、岩洞でこれだけ釣れることは滅多に無いぞ、飯食う暇無しだべ。
テント内の暖かさで足下は水浸しなのだ、ワカ様がテント内を自由に泳いでいるのだよ。
ありゃ!雪で作った生け簀の壁も溶けて、ワカ様が穴からお帰りになってるじゃ!
いったい何匹逃げてったってよ?
当たりの続く中、勇気を出して飯を作るのだ・・・
何?このワカ様のミンチは?
んだって、テント内を自由に泳げるもんだから、オラの足元にまで潜り込もうとするんだもの。
知らずに踏みつけてしまったのだ・・・すまん!
味はどうかって?
新鮮だから美味いに決まってんべ!
・・・むむ~・・・唐揚げの方が10倍美味いじゃ・・・生臭さが残るのだ。
あちゃ~、コンロの点火装置が壊れてしまったのだ・・・
20年も使ってりゃしょうがないか、部品あるべかな?
なんだかんだで400超えたようだべ。
今日は寒いし風も出てきたから、早めに撤収しないと遭難するぞ・・・
ひょえ~、テントが湖面に凍り付いてハンマーで砕かないと撤収出来ないのだ。
おまけに荷物乗せるソリの底に凍りがくっついて、帰りは地獄の道のりだったのだ。
うひゃ~!やっぱりワカ様の唐揚げは誰が何と言おうとサイコーなのだ。
疲労もぶっ飛ぶ美味さなのだよね。
とは言うけれど、この日はオラも息子も8時には床に付いたのす。
色々大変だったようですが
沢山釣れたようで何よりでした♪
解禁までこれがあるから退屈しませんね
本当、羨ましい^^;)
この失敗作っぽい見た目が食欲をそそるのだ。
始まったぞ~。
冬季に東北に来る事は無いのすか?
釣り具以外の道具のメンテは大切だね。
早速オラはソリにろうそく塗りつけたすよ。
氷上の移動も結構疲れるよ。ダイエットがてら、来る?(笑)
めちゃくちゃ寒いっす!
それでも楽し、ワカ様釣り。
テント内で息子と釣ってると、普段は言わない学校の事とか先生の悪口とか聞けて、それもまた楽しいのだすよ。
おいかわ釣りもそうだけど、釣りの楽しさは魚のサイズに比例しないすよね。
今年は厳しいんだべか?って思っていましたが、400超とはすごいですね。
ちなみに-21℃?仙南の最近が、-2℃だから、その10倍って・・・・・縮み上がりそうです。
ドーム船は場所の移動が出来ないですからね。
んでも、初ワカ様が釣れた時は嬉しさひとしおだったんでないべか?
-21℃だとね、テントのペグを素手で持つと、くっついてしまうのだす。