シルクスクリーンを自作するのだす
2014年 02月 20日
最初は”プリントゴッコ”っていう昔からあるヤツを使うべ、と思っていたのだ。
みんな知ってるべか? リソー化学から出ていたプリントゴッコ、あの、ピカッと光ってシルクスクリーンが簡単に出来るヤツね。
若い人らは知らんだろうけど、年賀状をプリントゴッコで印刷してた人も多いんじゃないべか?
ところが・・・リソー化学はプリントゴッコから完全撤退したのだと・・・残念!
消耗品の電球が一個1000円ととんでもない値段でネットで売られてるのす・・・
一度に2コ電球が必要だから、ピカッと一瞬光って2000円を消費するなど、オラは怖ろしくて購入出来なかったのす。
んで、いろいろ調べてみたのだよ、シルクスクリーンを自作する方法をね。
そしたら・・・
Tシャツくんって言う、Tシャツにプリントするためのキットが発売されていたのだ。
ただし・・・本体だけで2万円を超える高価な物だったのだ・・・
小さめのTシャツ君Jrってやつでも1万円超・・・
しかも、消耗品も専用品ばっかで安くはなかったのだ・・・
んでも、何となく行けそうな予感がしたので、取りあえずスクリーンだけ買ってみたのだ。
Tシャツ君Jrって小さい方で21cm×21cm、そいつが5枚入って1800円くらいだったかな?
種類が60メッシュ、120メッシュ、230メッシュとあるようだけど、細かい柄を出すには230メッシュがよさげなので買って見たよ。
まずは、原盤を用意するのだ、印刷したい大きさにコピーするのだ。
んで、こいつをOHPフィルムっていう透明なシートに印刷するべし。
原盤が綺麗ならコピーをとらずに直接印刷すれば画像の劣化が無いだろうね。
綺麗に印刷出来たなら、テキトーに切って・・・
スクリーンに貼り付け感光させるのだ。
ところがね・・・正しい行程では、専用スプレーのりで貼り付けて、Tシャツ君本体で感光させるのだが、
スクリーンしか買ってないので、なかなか上手く感光させられなかったのだよね。
ネットでもう一度仕組みと専用品の役割を調べてみたのだよね。
本体の仕組みはよく解らなかったけど、スプレーのりは単にOHPフィルムとスクリーンの密着の為なんだと。
普通の水性工作のりで代用したけど、それじゃムラになるし、感光前のスクリーンは水溶性らしくてね、それが失敗の原因だったのだ。
んじゃ、これでどうだべ?
テキトーな厚みのあるカタログを切って・・・
色は黒が良いと思うよ、白は下からの光が入り込んで余計に感光してしまうからね。
CDケースの中に入れれば、ずれずに密着するべさ!
感光の為の光源は、普通の蛍光灯で大丈夫らしいのだ、
ただし、蛍光灯からスクリーンまでの距離と感光時間は試行錯誤が必要だす。
2~30cm離して2分30秒感光させた物を、流水で優しく洗うと・・・
お~し、上手く柄が抜けてシルクスクリーンが完成したのだ!
この凡人代表殿のネットに入れた釣りダーマークのように、細かくて線が細い柄は、
感光時間にシビアでね、30秒時間が少ないだけでスクリーンの感光が足りず、こんな風に失敗してしまうのだ。
逆に、あまり柄と線が細かくないカバさんようのネットのマークは、感光時間はアバウトで大丈夫だったのす。
2分も4分も変わらず仕上がったもの、柄によって感光時間を調整するのだす。
んで、出来たシルクスクリーンを印刷したい物に固定して・・・
インクを乗せるのだ。
インクはやっぱ、専用インクってやつがあるけど、この230メッシュ用の専用インクは高くてね、
確か2液式の3000円を超える物だったような。
オラはこの水性絵の具で代用してみたのだ。
娘の使ってた絵の具のあまりだす。
ゴムへらなどでギュイっとこするのだ。
そ~っと、スクリーンをめくると・・・
お~!上手くインクが乗ってるじゃ!
上から塗装するなら絵の具でも問題ないからね。
エッチな柄がご希望のカバさんも気に入ってもらえたべか?
このシルクスクリーンはね、何も平面じゃなきゃ印刷できないかってえと、さにあらず、
ロッドのブランクでも印刷できるのだ。
乾燥後に耐水性のあるインクを使えば、フライBOXにも印刷できるだろうし、多色刷りで凝ってみるのも面白いかもね。
さて、次は何を印刷してみるべかね?
便器の底にウンコを印刷したら、何度水を流しても、流れない不思議な便器が出来るべかね?(アホか!?)
素晴らしいっ!!Σ( ̄[] ̄;)!
king fisherロゴマークも作ってくださいっ!!( ̄▽ ̄)δ⌒☆
これは、安価で綺麗にロゴ等が刷れる素晴らしい方法ですね ♪
作ったスクリーンですが、 何度でも刷れますか?
また、保存もできるのでしょうか?ご教示ください。
そう言えば、小学校の頃、ガリ版ってのもありましたね…(って古すぎ?笑)
嫁さんと子供達で年賀状を作っていましたっけ。
しかし、ホントに色んなアイディアが浮かびますね。
んでもね、誉めてあげない!
んだって、前回のシリコンチューブも、今回の印刷ネタも、情報が1ヶ月遅すぎでしたから(笑)
竿に名前入れるのに何回やり直したことか・・・・・。次回から使わせて頂きますね。
お~、アナタもプリントゴッコ世代ですかい?
あれのハイメッシュってあったの知ってる?
Tシャツ君の230メッシュはそれより細かい目のようで、インクの相性が良ければもっと綺麗に出来そうだっけよ。
繰り返し何度も使えるし、感光前のスクリーンは使用期限があるけど、
出来たスクリーンの保管は問題ないと思うよ。
油性インクは塗装するとき、塗料のシンナーでにじんだりしそうなのでご注意を。
インクを洗い流すとき、水で洗える水性インクが使いやすいと思うすよ。乾けば耐水性のやつね。
ガリ版あったね、文集作成で、最後の文を間違えて、最初から書き直ししたね・・・
お~、アナタもプリントゴッコ世代だね。
ネットで消耗品検索してみて?
あのタマ一個1000円だよ!
信じられないよね・・・
あれま、褒めてくれないのね?
今回は内緒でネット作って驚かせたかったからね。
スマンのう・・・
次回やってみて、良かったらナデナデして褒めてけろ!(キモイね・・・)
な~に~!?
何でも知ってる知識変態がプリントゴッコ知らないってか?
台所用洗剤で言ったら、ママレモン世代、もしくは、ギリギリチャーミーグリーン世代だべ?
オラは完全にママレモン世代だす。(何の話しや!)