沈むフライに心ウキウキ!?なのだ
2014年 09月 06日
例年ならば、まだ残暑残る頃、しかし、今年は涼しくなるのがいつもより早い気がするのだ。
朝は長そででも着て行くべか?
なんて迷うときもあるほどなのだ。
それでも日中は汗もかくし、いつもの半そでとアームカバーで行くのだけどね、
朝一は、肌をなでる涼しさが、ちょいと寂しさを感じさせるのだよね・・・
しかし寂しいのは気分的な事だけでは無かったべ・・・
ちょいと前から感じていたのだが、このところ魚の出が少なく感じられていたのだよね。
ドライを食わないまでも、覗きに来ては戻る姿が見られたのだが、
今日は覗きに来るやつすら居なかったのだ。
「むむ・・・なして、こんなにも反応悪いってや?魚のスト決行の連絡なんて聞いてないべさ・・・」
流れの隅から隅までドライで探ってみたけれど、誰一人として出てきてはくれなかったのだよ・・・
それは昼飯食った後まで無反応だったのす。
「は~・・・ここまで無反応ならば、むしろスッキリするべさ。んでも、あの流れの底にでも隠れてるのだべかね・・・」
オラはドライをキッパリと諦めてみたべ、沈めるフライでも試してみるべか・・・
フライを交換して、わずか数投めだったべ・・・
インジケーターがシュッと横に走ったのだ。
まさか、こんなにすぐに当たりが出るとは思って無かったから、ラインがたるみ気味だったけどね、
ひったくるように食ってくれたおかげで上手くフッキンングしてくれたのだ。
ラッキー!
おおお~!何と!尺山女だじゃ~!
ちょいと失礼してと・・・
何食ってんのや?
フィルムケースで見にくいだろうけど・・・
は~ん、おそらく皆沈んだもの食ってんだべな・・・
ストマックにはアントが入ってるけど、オラが使ったフライはこれだす。
よく見えないって?
これだすよ。
尻子玉の#12だす。(なんじゃ、その変な名前は)
沈めるビートルなのだけどね、だいぶ前に巻いたの取っといて良かったべ・・・
ドライにちょっとでも反応あったら、このフライ結ばなかったかもしれないべ。
それでも反応悪いのは変わらなかったけどね、んでも、ドライでは釣れなかった気がするよ。
この釣れたのは、2匹のみだったのす・・・
もう一匹は・・・
尺越えのヤマメだったのだよ。
マジか~?嘘くせ~!
いや、でもホントなのだ。
誰も信じてくれないかも知れんけどね。
叩いても叩いても出ないから、一番よかろうと思った場所に沈めたのがえがったのだべか・・・
誰かに釣られたであろうティペットの跡が痛々しかったけどね。
次も釣られるならば、放してくれる釣り人選んで釣られるのだぞ。
あ、オラは放す釣り人だからね、また来てちょ~だいね!