もっともっと・・・ヒーヒー言わせてやるのだ!
2017年 03月 26日
表面にイカゲソのように加工されたライン、テクスチュアドっていう表面加工らしいのだけどね。
このラインの使用感が良かったのだよ。
何が良かったかって?
まず、ラインの浮きが良い気がしたのだ。
それと、滑りの良さが良い気がしたのだ。
浮きと滑りの持続性も良い気がしたべ。(どれも気がした程度かよ)
しかし、浮き方にしろ、滑りの良さにしろ、比較すると気がする程度なのだが、
新品ラインだからって事を差し引いたにしても、それぞれの良さが重なって感じる使用感の良さは、
表面加工による物と感じたべ。
「むむ~、このラインあなどれぬ・・・」
表面の凸凹加工の先駆けって、多分エアフロのリッジラインだよね?
しかし、サイエンティフィックアングラーズ(長げ~名前・・・以下SAね)は後発だけあって、
表面加工対決はSAに軍配が上がると感じるのはオラだけだべか?
それだけ良いラインと思ったのだす。
んじゃあ、これからはSAのラインのみ使うのかって?
いや、エアフロにはエアフロの良さがあるのだ。
それは、素材の違いからだべども、エアフロは非常に高い耐久性なのだ。
以前、ほぼ一本のラインでシーズンを通して釣っていた頃は、一年でSAのダブルテーパーラインを一本半消耗していたのだが、
エアフロに代えると、まるっと三年は使えたのだ。その耐久性の高さが大きなアドバンテージと思うのだよね。
オラは思ったよ。
「エアフロのラインに、テクスチュアド加工されてたら、お互いの良いとこ取りできるんじゃないべか・・・」
で、去年の今頃やってみたのだ。
エアフロのラインにテクスチュアド(もどき)加工をするべし!とね。
最初に試したのは三年使ったエアフロの2トーンデルタテーパー、WF4Fで試してみたのだ。
クラックは入ってないものの、コーティングは剥げて滑りが悪くなってるのだ。
ラインコート剤でカバーしながら使っていた状態だす。
用意したのはブレイデッドラインの25LBと35LB、今回は25LBを使ってみたのだ。
ブレイデッドラインを2mほどにカットして、端っこはほつれが進まないようにライターで炙ってね。
んで、ブレイデッドラインに1.5号くらいのラインを通すのだ。
これがないと作業効率が悪くてとても出来るモンじゃないのだよ。
ウニウニとブレイデットラインに通してと。
ブレイデッドラインに貫通させたなら・・・
フライラインの端っこを剥いて芯を出しとくべし。
エアフロのラインは芯とコーティングが剥離しやすいので根本に瞬間染みこませて作業中に剥離が進まないようにね。
ブレイデットラインに通したモノフィラにフライラインの芯を結ぶのだ、途中で抜けないようにしっかりとね。
フライラインの芯に結びコブ作って抜け防止にしてもいいかもね。
んで、モノフィラを引っ張りつつ、ブレイデッドラインにフライラインを通したら何をするかっつうと・・・
熱湯で茹でる!のだ。
すぐに水で冷やして、ブレイデッドラインをズラして、またもや10秒シャブシャブとね。
シャブシャブするときはガスの火は止めてね、鍋の脇から熱でフライライン溶かさないように。
難しい事はなんも無いのだが、2mずつ加工するのでこれが手間なのだよね。
2mズラしてシャブシャブ・・・
また2mズラしてシャブシャブ・・・フルライン加工し終わるのに1時間か2時間かかったかもね。
技術は必要ないけど、根気は要るのだ。
ブレイデッドラインは35LBのほうが楽に作業できるかもね。
んで、加工したものがこれなのだ。
ちょっと深く加工されたかもしれないがね。
アップで見るとこんな感じだす。
この加工したラインで去年一年間、普通のラインとSAのテクスチュアドラインととっかえひっかえして比較してみたのだが・・・
結果、どうだったかっつうと、ラインの浮きと滑りに関しては明らかに良くなったと思うのだよね。
さらに、浮きが良いからドラッグもかかりにくくなったのだ。
そして、何よりメンディングが非常にやりやすくなったのだよ。
つまり、水面からラインがはがれやすくなった為だと思うのだが、そろそろ代えようかと思っていたラインが、
快適に使えるようになって、ちょっと驚いたくらいだったのす。
3月から12月まで車内に置きっぱなし、炎天下の日もあったけど加工が戻る事も無かったし。
このラインに合わせて、自作のラインコート剤は溝に定着しやすいように粘度を出すよう改良したこともあってか、より長く効果出てるせいなのかもしれないけどね。
しかし、難点はキャスティング時のヒーヒーの音なのだよね。
SAのテクスチュアドラインのヒーヒー音が、
ヒーヒー・・・くらいだとするならば。
オラの加工したラインの音は、
ヒーヒー・・・
と、倍の音量は出ているんじゃないべかね?
ガイドに対する影響も心配なのだが、一年じゃ見てわかるほど減ってはいないけどね。
今後、要経過観察だす。
その使用感の良さに気を良くしたオラは他のラインも加工して使っているのだ。
これはエアフロのジャパンスペシャルね。
元々柔らかいラインなので、茹で時間は少なめにしたのだが、それでも深めだす。
エアフロのラインは3秒の茹で時間でもしっかり加工出来るようだす。
ついでにSAのラインも加工出来るのか試してみたのだ。
SAのマスタリーXPSなのだ。
解禁初期にオラの使ってるラインだす。
SAのラインは素材の違いからか、茹で時間は20秒でちょうどベストだったのす。
溝が深いと浮きやドラッグ、メンディングには良い結果となるのだが、
あまり深く加工しすぎてもね、ちょうど良いあんばい、ってものがあるからね。
とりあえず、表面加工で実釣にどう影響するのか何となく分かってきたからには、
今年はこのラインで人目もはばからず、もっと大きな声でヒーヒー言わせてやるべし!(なんか話が違くね?)
真似っこさせてもらってイイっすか?
煮るといえば・・・・・以前、使い古しのアコースティックギターの弦を、煮ると下ろしたてのような音色になると聞いてやってみた事あります。
どうせ煮るなら醤油いれてみっぺし・・・・弦が真っ黒くなってしまいましたとさ。
シャブシャブの時、出汁は採らなくても大丈夫?
Σ( ̄[] ̄;)!マジカ--!!
まさにフライラインが変態してますな(笑)
ラインの表面加工してあるイカゲソライン、一度使ってみたいですね。使用感が良いならば各メーカーでバンバン出してくんないすかねぇ〜(´・Д・)」もちろんコストダウンしてもらって(笑)
どんどんマネして下さいませ、しかし各方面からオラと同じ扱いされても知らないよ~。
ギターの弦を煮ると音が変わるってのも、以外ですな。
しかも醤油入れちゃうなんてSHIGEZOさんらしくて・・・
その発想好きだすよ(笑)
出汁ね?
岩魚山女狙うラインは和風出汁で、
レインボーやブラウン狙うラインは洋風出汁だと魚受けがいいかもよ~。
すごいアホなことやってるべ?
メーカーじゃ、どうやって表面加工してるんだべね。
きっとあっという間に処理するんだろうけど・・・
オラは次回新品ライン買っても処理する予定だす、あ、なんなら買う?
特別に割り増し料金にしてあげるから。(笑)
良いことは真似っこ、鉄則ですね。
ただ、私もMTSライン使ってみましたが、
どうもヒーヒー言うのが、ガイドに悪そうで心配です。
少ない抵抗でも、1釣行で数百回もスリスリ続けると
どうにかならないですかね?
…そっか、スリスリするからヒーヒー言うんだ!(爆)
縛りますか(笑)
いや、縛られた方がいいか(爆)
冗談はともかく、浮力維持としては理論的なので、あとはおっしゃる通りガイドへの影響ですね。
ヒーヒー言うくらいですからね。
でも市販されているものもあるくらいですから、気にしなくていいレベルなのかな?
経過観察後の報告お待ちしております。
そうそう、真似から知る本質の意味。
溝が深いと気泡とか抱いて浮力アップもあるのかもね。
ガイドの摩耗は正直どこまで抑えられるかって感じだべね。
ストリッピングとトップはSICに代えてるロッドと比較もしてみるべか。
スリスリでヒーヒー・・・
おぬし、ツボを心得とるな!(笑)
あ、確かに縄みたいかも。
連想するってことは、正平さんが縛り希望だったりして・・・
SAのライン、最初はシャークスキンって表面加工だけじゃなかったっけか?
テクスチュアドよりヒーヒー言うヤツ。
ってことは、やっぱガイドの摩耗とか音の改善でテクスチュアド追加したんだべか?
砂地でラインに付かないように気を付けて様子見てみます。
縄の痕がついてヒーヒー・・・
サイエンティフィックマネラーズ・ブランドと命名してもいいですか? 略してSMライン(爆)
ぜひ、ヒーヒー言う声、じゃなかった、音を聞いてみたい全国100万人のフライマンの皆様のためにYoutubeでシュート音を公開してくださいませ。
それはともかく、汚れが付きやすそうなので、やはり唯一の懸念はガイドの減りですね。
実はね、発想よりも妄想の方が凄いのだす!
SMライン、それいいですな~。
鮫肌ライン(シャークスキン)に対抗して猫舌ラインと命名するべかと思ったけど、SMラインの方がプレイの・・・いや、キャストの幅が広がりそうな気がするね。
しかし、縄のようなSMラインでヒーヒー言わすって・・・
絶対誤解されそうですな(笑)
確かに汚れには気を付けなきゃね。
たまにぬるま湯で洗うのがいいべか?
お風呂でSMリフレッシュするって言ったら、更に誤解されるんだべな・・・
僕は普通のSAしか使ったことないんですけど、色々なラインに浮気してこそ、分かってくることもあるんですね。
3年使用したラインも再加工で復活となれば、最高何年使えちゃうのか楽しみですね。
ちなみに再々加工もOKなのですか?
PS 冬眠(禁漁中)が終わったので名前が元に戻りました。
オラも初めてエアフロ使って、耐久性の高さに驚いたもんね。
んでも、加工しても耐久性は伸びないと思います。
SAは加工しても普通にクラック入ると思います。
エアフロはクラックは入りにくくて使う気になれば、かなり使えると思いますが、表面のコーティングは取れてるので滑りが悪くてね。
んだから、新品で表面のコーティングがある内に凸凹加工すればスゲー良くなるんじゃないかと企んでおりますが・・・
あ、再々加工はムリだべね。
冬眠する猫って珍しいですな(笑)