それが、渓流デスマッチ!なのだ

梅雨の未だ明けぬ岩手・・・

県内大雨洪水警報が発令されてるっつうのに、岩手にやってくると言う者が居たのだよ・・・

アナタ、普通に川に刺さってたら、海まで流されてしまうからね。

変態カバさんよ!

今日はもう一人同行者が居るのだ、岩手の若き釣り変態、巨神兵さんなのだが、

二人して何処の川に刺さるか悩んだよ。

あそこだったら、何とかなるんじゃね?んでも、実際行って自分の目で確かめなきゃ始まらないからね・・・

助手席のカバさんは言うのだ。

「あ、ちゃんと情報仕入れてきましたよ、ほら!」

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あのね~、今は風俗の情報の話ししてるんじゃ無いから・・・





お~、これなら釣りになるじゃ!

んでも、3人で刺さるにゃチョイと狭い川だよね・・・

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んじゃさ、オラから特別ルールの提案があるのだ。

小さい川でも皆が忙しく、なおかつ楽しく釣るために・・・

10回キャストしたら交代ってルールでね。

釣れても釣れなくとも10回キャストしたら交代なのだ。

もちろん、10キャスト中10匹釣ってもOKなのだよ。

カバ   「それって、基本コース100分何回でもOKってみたいで、ワクワクしますね!」

まあ、チョイと勘違いしてるようだけど・・・

巨神兵さんもそれでいいべ?

あ、ちなみに、今日の勝者、つまり、一番でかい魚を釣った者には夕飯をみんなにおごる権利、いや、義務が与えられるのだ。

つまり、一番でかい魚を釣ったら、皆に夕飯をおごらなきゃならない訳ね。

んでは、ここに、渓流デスマッチのゴングを鳴らすのだ!

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細かいルールは色々あるのだ、トラブルで1分以上時間が掛かりそうなら、次の人にチェンジしなきゃならないとか、

フライを引っかけて釣り不可なら、残りキャストは次回繰り越し、繰り越し上限は20回まで。

一番釣果の悪い者はキャスト回数は15回チェンジ。

等々。

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そんな制約だらけの釣りなんてつまらないんじゃねえの?って?

いやいや、これがまた面白いのだよ。

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なしてかっつうと、釣ってる本人は本気になるし、見てる方も本気の釣りを見られるのだもの。

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10回のキャストをポイントによって、どう振り分けるか、

もちろん1カ所のポイントに10回キャストしてもいいし、10カ所のポイントに1回づつキャストしてもよし。

釣れそうもないポイントは見切りを付け、出そうなポイントを効率よく狙うことがキモなのだ。

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ミスキャストはホントに痛いのだ。

ミスキャストを無くすべく、脳みそフル回転させるのだ。

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ポイントの選択を吟味し、立ち位置をよく考え、アプローチを慎重に。

より長い距離を自然に流し、巻きのポイントは何度も回す。

特に巻きのポイントは例えフライが沈んでも、ロッドワークで再び浮かし、何度も回せると釣果が伸びたのだ。

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釣り残したポイントは、後ろで自由に釣っていいのだが、自分の番が来たとき、ちゃんと前の人が何処までやってたか、しっかり見ておかねば自分が困るのだ。

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1回のキャストでより、長い距離を流せるように、メンディングを駆使するのだ。

今までいかに、漫然と釣りをしていたのか気が付くのだよ。

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物理的な妨害はもちろん反則なのだが、メンタル的な妨害はセーフなのだ。

オラが巻きのポイントを狙ってるとき、結構でかいヤツが浮いてきたのだ。

オラはフライのチェンジ時、と思ってフライを変えようとしたとき、後ろで二人が会話するのだ・・・

カバ   「今のでかかったですね~、巨神兵さん知ってる?こんな時は JKIP ってフライがいいんですよね。」

巨神兵   「 JKIP ?なんですか、それ?」

カバ   「え~!? JKIP 知らないの? 女子高生陰毛パラシュート。マテリアル入手にゃ3万円くらい掛かる超レア物なんだから。」

こりゃ~!お前ら、笑ってしまってアイにティペット通せなくなってしまったじゃ!チェンジだじゃ!

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最後の最後に、その時は来たのだ・・・

巨神兵さんのロッドが大きく曲がり、「でかいでかい!尺ある!」と、大騒ぎするのだ。

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ネットに入れると、確かにでかい!尺は間違いなくあったのだが、巨神兵さんは我に帰り、急に小さいと言い出したのだ。

ここで尺物釣ったなら、夕飯のおごりが決定してしまうからなのだ。

でかい、小さいと言い合うなかで、カバさんがメジャー当てたのだが、31cmあったのだよ。

あ~だこ~だと言ってる間に尺岩魚は写真も撮らず逃げてしまったのだが・・・

巨神兵さんのおごりは決定!なのだ。

残念ながら、おめでとう、なのだ。

ルールに則り、ゴチになるべし!

焼き肉食いながらもカバさんは言ったのだ。

カバ   「いや~、あの岩魚、ホント太っとかったですね~。まるで黒人のチ○ポみたいでしたもんね~。」

アナタはホント、所構わず下ネタの天才だすな・・・

んでも、もうチョイ小さい声で頼むって。
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by the-kingfisher | 2013-07-28 00:12 | フライフィッシング | Comments(14)

嫁と神には逆らうべからず・・・なのだ

今日はなんたら天気のいい日なのだべ。

釣り日よりったら、こんな日のことをいうのだべね。

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釣れても釣れなくとも、気持ちがいいもんだす。

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釣れりゃあ、さらに気分爽快だす。

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な~んか後ろに視線を感じるのだよ・・・

振り返ると、異様な雰囲気の大木がオラに何かを訴えているのだ。

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やり~。尺越え岩魚が出たのだよ。

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日頃の行いの良いオラに、釣りの神様がご褒美をくれたのだべ。(自分から言うか?臆面もなく・・・)

って思ってたら・・・いきなりの雷雨かよ!

カッパ着る暇もないほどだったのだよ。

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あっという間に濁りが入ってしまったべ。

オラに帰れと言っていたのかもね。

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嫁と神には逆らうべからず・・・

おとなしく帰って毛針でも巻くべし。
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by the-kingfisher | 2013-07-22 22:48 | フライフィッシング | Comments(12)

そこに行けば、何があるのや?

知らない川には何があるのだべ・・・

んなこと知ってたら知らない川とは言わないだろうけど・・・

知らない景色に、知らない流れ・・・

そこに泳ぐ未だ逢ったことのない魚達・・・

知らない事だらけの未知の川なのだが・・・

たった一つだけ、そこにある物を知っているのだ・・・

知らない川には何があるってや?

知らない川には・・・

夢があるのだよ!

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オラはひたすら歩いたよ、ヒ~ハ~言いながら。(お前はブラマヨの小杉かよ!?)

車置いたところはどこら辺になるのだべ・・・

あの山の向こう側なんだべな。

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以前、いわなたろうさんが言ってた、地図ロイドってアプリが非常に役に立ったのだ。

その記事探したけど、見つけられなかったのだす、スマン。

等高線が表示されてるから、入りやすそうな場所も、ここはヤバイな・・・って場所も見当つけやすっかったのだ。

いわなさん、感謝だす。

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さて、餌となる川虫はと・・・

お~、居るね、あとは魚が居れば・・・

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やった!居たのだ。

この瞬間って、小振りな岩魚であろうと大きな喜びがあるのだ。

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はは~ん、お前ら明るい性格なんだね。

巻きより瀬に付いてることが多いんだもの。

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つまり、上を見ているヤツが多かったのだ。

スレてるわけでもなく、木が被さった暗めの川なのに、

オラに気づいて逃げてくヤツが多いと思ったのは、そういうこともあるのじゃないべか?

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距離を置いてアプローチすると、あっけなくフライを銜えるのだ。

んでも、ここの岩魚の賢いところは掛けた後にあったのだ。

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とにかく、岩の隙間に潜ろうとするのだ。

オラはフライを何本も切られたよ。とがった石の角にティペットがこすれて。

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理科の授業で習ったべ?

川の下流は丸い石が多いけど、上流の石はゴツゴツしてるって。

ゴツゴツの石で、隙間が多いこともあるとは思うけどね。

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そうやって、手持ちのフライを減らしながら釣り上がったべ。

そして、川底から水がわき上がるポイントをパスしたのだ。

んだって、オラの経験から、水がわき上がるポイントには魚が付く事は少ないと思うのだもの。

オラが魚だったとしても、常に潜り続けなきゃならない場所は疲れるもんね。(あくまで個人的考えだす)

一度はそこを通り過ぎようとしたのだが・・・

なんか違う・・・

気になって目をこらしてみると・・・

驚いた!尺に欠ける良型数匹を従えるように、先頭には一番でかい岩魚が居たのだ。

時折、後ろに従える岩魚が縄張りに入ると、追い払い、その場所を守ろうとしていたのだ。

川底に流れがぶつかり、わき上がってると思ったその場所は、実は湧き水のある場所だったのだ。

尾鰭をビラビラと振る後ろ姿は、尺を余裕で越える岩魚であることが分かったべ。

尾鰭を振れば体が曲がることの分かるその姿は、とびきりでかい岩魚独特の泳ぐ姿だったのだ・・・

しかし、その岩魚はイヤらしいポイントに居たのだよね・・・

イヤらしいっていっても、何もエッチなポイントってわけじゃないのだ。

非常に狙いにくいという意味なのだ。(言わなくたって分かるって!)

オラは苦労して狙ったよ・・・

フライが上手くポイントに入ったら、あっけなくそいつは出たのだ、

んでも、やっぱりそいつは岩に潜ったのだ・・・

あっけなくティペットは切れてしまったのだよ・・・

チクショー!!!いつかあいつを仕留めてやるのだ!

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夢は確かにあったのだ・・・

オラは夢の入り口を覗いただけなのだよね・・・

悪夢の始まりじゃなきゃいいのだけど・・・

また、来るべし!
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by the-kingfisher | 2013-07-15 15:12 | フライフィッシング | Comments(18)

今は変われど、昔と変わらず・・・なのだ

お前と最後に釣りに行ったのって、いつだったっけか?

もう何年も前のことだよな。

初めて逢った時の事って、お前は覚えてないべ?

確か、鳥長根橋のたもとだったんじゃなかったっけか?

オラより少し若いお前は、関東から釣りをしながらフラフラと岩手にやって来たんだよな。

オラはその時、

「なんだこいつ・・・仕事もせずに釣りばっかしやがって。どんだけ変態なんだよ・・・」

と、心の中で思っていたのだ。

んでも、その自由さと勇気ある行動に、ホントはすこ~し、羨ましいと思っていたのだよね。

勇気があるのか、無計画なのかは知らんけど・・・(笑)

その変態とは?

カムパネラの石川だすよ!

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そういや、お前が岩手で仕事を見つけて、廃坑になった小学校の用務員室?みたいな建物借りて住んでるとき、

そこに泊まって一緒に釣りに行ったよな?

ハッキリ言って、あそこは化け物屋敷だったべ・・・

所々、両足をそろえて立ってると、床が抜けそうなところがあったり、廃校なのに夜になったら教室のチャイムが鳴り響いたり・・・

オラは、ゾゾゾ~っと身の毛もよだつ思いで、寝不足のまま釣りに行ったのだよ。

お前は気にせず爆睡してたけどね・・・変態は抜けどころが並の人とは違うのだ。

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石川はオラより若いくせに、昔っからジジ臭かったのだ。

時間が早い、だの、眠い、だの、あんなとこ疲れる・・・だの、オラが釣りに誘ってもそんな感じで断られていたのだ。

まあ、カムパネラで忙しく働いてりゃ、オラと釣りに行くのもメンドクセ~んだべ。

と思っていたのだが、今回何年かぶりに誘ったら、乗り気だったのでビックリしてしまったじゃ。

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石川!オラの後ろでいい型釣るんじゃないって!

くそ~、腹立つ・・・

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ちくしょ~、オラの釣った魚を「小さいね。」と笑うんじゃないって。

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ホレ見ろ!尺あるぞ~。

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おっと!お前もでかいの掛けたのかい!?

やべっ、オラのやつよりでかそうだべ・・・

なに!?ばらしたってか?

オラの魚を小さいと笑ったバチだべ、やーいやーい。(喜びすぎだって!)

そういえば、押入の隅からこんな物が出てきたったぞ。

お互いへったくそで若かった頃、志戸前に一緒に行った写真が。

せっかくお前が釣った魚がカメラケースで隠れてるけどね。

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それにしても、久しぶりに一緒に川に刺さって驚いたのだ。

何にって?

お前の釣りの腕の上達ぶりにさ。

お前上手くなったなぁ。(何をえらそうに・・・)って言ったら。

「そりゃあ年数重ねりゃ上手くなるよね。」

なんて控えめに答えたけど、すでにオラの知ってる石川ではなかったのだ。

何というか・・・無理矢理ロッドを曲げようとするオラとは明らかに違う、

小さく振って大きく飛ばす、と言うか・・・

キャスティングが上手いと言うより、釣る為のキャストを心得てると言うか・・・

簡単に言うと、キャストに自信が感じられるのだ。

お世辞?い~や、お前にお世辞なんて言う気は無いのだ。

初めて逢ったときに感じた変態の香りは確かな物だったってことね。

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休みが合うことは少ないオラとお前だけど、また良ければ、昔を思い出して川に刺さってけろじゃ。
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by the-kingfisher | 2013-07-08 18:06 | フライフィッシング | Comments(26)

冥土の土産に良い釣りを!?なのだ

数ヶ月前のこと・・・

オラは手紙をもらっていたのだ。

その手紙には色々な事が書いてあったのだ・・・

自分の病気のこと、

入院して数ヶ月釣りは禁止、と、ドクターストップされたこと、

にもかかわらず釣りに出かけてしまったこと・・・

「この人はフライフィッシングがホントに好きなんだべな・・・」

そして、人生で後何回川に刺されるか・・・そんな心配ごとが書いてあったのだ。

オラは岩手に来る事があったら、案内しますと返事を書いたのだ。

そんなこんなで、一緒に釣りをすることになったのだ、その人は、独楽蝶さん(本人希望のネーミングだす)なのだ。

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正直、どんな人なんだべ・・・

と、勝手にあれこれ想像してしまったのだ。

なしてオラをそんなに良く見てくれるのだべ・・・

もしや、この人は余命何ヶ月、と、医者に宣告され、冥土のみやげに岩手で釣りを・・・

なんてかんがえてるのだべか・・・(お前はホント失礼なヤツだな!)

だとしたら・・・オラの責任は重大だべ。

何としても良い釣りさせねば!

オラは考えた・・・あそこから入ってあそこまで行けば、でっかい魚も出るかもしれないべ。

オラは勝手にヨボヨボのジーサンが来るのだと思いこんでしまったべ。(失礼を越えて無礼者だな!)

んでも、当日川に着くと・・・

「○○さん!ここから川に降りられそうですよ!」

あ、あの・・・そこから入ると、すぐにでっかい堰堤越えなきゃないんですけど・・・

ま、いっか!

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足取り確かで問題無かったすな。

勝手に心配してたオラがホント、アホだったと安心したべ。

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釣りながら気になってた入院の話しとか聞いてみたのだ。

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そっか、やっぱ大変なことだったんだね・・・

こうやって川に刺されるほど回復したのは、独楽蝶さんが頑張ったんだよね。

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次々と良型を釣る姿は腕も確かな証拠だす。

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さあ、あそこは尺物潜んでいるべから、心して挑んでけろ。

やったべ!見事に尺物釣ったのだ。

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オラの勝手な解釈で想像してしまってホント申し訳なかったけど、

健康であっての楽しい釣りだからね。

んでも、オラはそんなに立派な人間じゃないのだす・・・

テキトーな人と思ってちょだいな。

その方がオラも気が楽だからね。

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by the-kingfisher | 2013-07-03 16:47 | フライフィッシング | Comments(16)