ウエーダーの漏れを発見するのだ!
2017年 12月 15日
今年、家の周りにやたらと葛のツルがはびこっていたのだ。
コイツがまたやっかいで、木に覆い被さって元々有った木を枯らしてしまうのだよね。
なので、夏に根を絶ち、ツルが枯れた今手入れをしていたのだが、
こんな物を見つけたのだ・・・
これって・・・
モズのはやにえってヤツだべね。
あ~あ、小枝に獲物がざっくり刺さってるべ、
来るべき冬に備えてカエルの干物で保存しとくつもりなんだべか。
と、いうわけで・・・
オラも来るべき来シーズンに向けて、ウエーダーの修理をすることにしたのだ。
思えばこのシムスのG3、履き始めてから5年が経過したのだ。
今まで履いてたウエーダーは、なんぼ修理したって3年もたせるのが限界だったから、5年持ったウエーダーはシムスが初めてなのだ、
さすがシムスと言わざるをえないべ。
最初に履いたのが2013年5月、
3年目辺りから漏れが発生し、その都度補修で今に至るのだが、しっかり補修すれば来年も行ける感じなのだ、
っつうか、何が何でも、もたせるつもりだけどね~。
このカギ裂きは一昨年崖から滑落したときに裂けたのだ。
気を付けねばね。(バカは懲りないからね~・・・)
なんか、汚くてスミマセン・・・
で、漏れ箇所を調べるのはこれ、
パーツクリーナーね。
今やみんな周知してるだろうけど、ネオプレーン部分以外はコイツを使えばすぐ水漏れ箇所が分かるし、
乾きも早いから楽々なのだよね。
裏側から怪しい部分にシューっと吹き付けると、こんな感じで分かっちゃうのだ。
んで、その場所にマーカーで印を付けとくべし。
表から見るとこんな感じだす。
パーツクリーナーはすぐに乾くから、作業が早いのだ。
アクアシールを塗ってね、ヌリヌリヌリとね。
いとも簡単に漏れてる場所が分かっちゃうからお手軽に修理出来ちゃうのだす。
んでも、ネオプレーンの部分の漏れはさすがにパーツクリーナーで調べてもわかりにくいのだ・・・
特に、なんぼ調べても漏れが分からないけど、釣りが終わってウエーダー脱ぐとジワっと靴下が濡れてるような微妙な漏れとかね。
ネオプレーン部分の漏れって、そんな漏れ方がよくあると思うのだ。
そんな時は、やっぱ裏返して水を入れて調べるしか無いのだ。
吊して膝上付近まで水を入れてと・・・
穴が大きけりゃすぐに分かるだろうけど、小さな穴の場合は30分ほどこのまま放置しなけりゃ分からない時もあるのだす。
んでも、ここで一工夫、ネオプレーンって少しの漏れだと見た目じゃ分かりにくい素材なのだよね。
なもんで、漏れてるであろう場所にティッシュを押し当ててみるのだ。
(あ、以前修理したアクアシールの跡で見苦しくてスンマセン・・・)
するとね・・・
こんな風に漏れてる場所が一目瞭然となるのだ。
前回の修理の甘かった所から漏れていたのだよ。
矢印の下の丸印、わかるべか?
ネオプレーンのつなぎ目部分だす。
そんな感じで調べていくとね・・・
複数箇所でも次々と発見できるのだ。
結局、このウエーダー、ネオプレーン部分の漏れは両足で15カ所もあったのだ・・・
どの穴もジワっと漏れる程度の小さな穴だったから我慢できてたものの、こんなに漏れてたとはね。
んでも、素材そのものに穴が開いた訳じゃなく、ほとんどつなぎ目からの漏れだったのだ。
んじゃ、ネオプレーン部分以外の穴の数は?
ももより上の3レイヤーの薄い部分は実に45カ所もあったべ!
しかし、下側の5レイヤー部分の漏れはたったの1カ所のみだったす!
シムスの5レイヤーの素材はとてつもなく丈夫なのだね・・・
まいりました~。
でもね、心配なのは3レイヤーの部分の穴の多い事・・・
素材の劣化による漏れなんじゃないべか、補修してもまた履けば漏れが出てくるかも・・・
なので、もう一つ新品のG3を買っておいたのだ!
替えが有れば限界まで古いG3を使えるだろうしと思ってね。
が・・・
新品なのに、履き始めた当初より、漏れてる気がしたのだ。
それこそ一日履いてズボンが湿っぽくなる程度のごく僅かの漏れだったのだが・・・
オラは購入元にそのことを伝えたのだが、返ってきた返事は・・・
「結露と思いますのでもう少し様子見て下さい。」
ってね。
まあ、新品だし、しかもシムスのウエーダーは品質が高い事は誰もが認める事だろうしね。
オラも、結露だべかね~?なんて思いながら古いG3をメインで使って・・・
んでもこの前、荒雄で久しぶりに使ってみたら、やっぱ漏れてる気がするのだ。
なんぼオラが汗っかきだっつっても、10月の涼しい時に結露って事はないべさ。
足首の部分がじめっと湿っていたのだ。
購入元にもう一度連絡してみたべ。
「以前連絡した者ですけど、やっぱ漏れてるようなのですが・・・」
また結露ですって言われて戻されるのも嫌だったので自分でも確認するべく水を入れ、しばらく放置したのちティッシュをあてがうと・・・
やっぱ漏れてるべ。
ネオプレーンのソックスと5レイヤーのつなぎ目のシームの奧から広範囲にね。
多分、ソックス部分の接着不良だべね・・・
この写真とウエーダーを一緒に送ったのだが、数日後、マーベリックから返事が来たのだ。
「漏れてる箇所が確認できました、新品と交換したいのですが・・・」
マジですか!?最悪ソックス部分の交換修理だと思っていたオラは受話器の向こうで激しく首を縦に振るのだす。
だって、日数は経ってるし何度か履いた物だからね。
「ですが、もうそのサイズはアメリカ本社にも無くて・・・」
そうか~・・・やっぱそんなに甘くは無いべな、修理での対応になるべかね。
しかし、こう続けて提案してきたのだ。
「実は、来年モデルチェンジの予定でして、だいぶ日数は掛かりますが新しいシリーズのG3で良ければいかがでしょう?来年の解禁までには間に合うと思いますので。」
なんと!そこまでしてもらって良いんだべか。
オラは出来るだけ控えめに、「そうですか~、よろしければそのようにお願いします。」
とは言った物の、受話器の向こうでさらに激しく首を縦に振っていた事は内緒だす!
ってことで、マーベリックのHPのウエーダーがニューモデルに更新された後に、オラの元にニューG3が届くらしいのだ。
あ~、もう楽しみで楽しみで・・・
♪は~や~くう~こ~い~こ~い~ジ~スリ~イ~♪
このオフ僕もウェーダー買ったんですけどなんでSIMMSにしなかったのだろう。
ここは金を出し惜しむべきではなかったか???
次は絶対SIMMSだぁ。
正平さんもFOXFIREのウエーダー買ってたっけもんね。
新品なのに漏れがあるって分かったときの落ち込みようと来たら・・・シムスなのにG3なのに・・・
ソックス部分の交換もしてくれるらしいから、そういう対応になるべな、って思ってたんですけどね。
ちょっと嬉しい対応だったすよ。
モズは、結局喰いに戻って来ないんだよねぇ~。
以前、ウェーダーをひっくり返して、エアーをぶっ込んでからガス漏れチェックの泡スプレーをかけてみたことがありました。
結局、エアーの封入口から漏れてしまうので、穴のあいた場所は調べられなかったっけなぁ。
パーツクリーナーだと、余計な脂分も飛ばしてくれそうで、アクアシールの乗りもよさそうですね。
そうなの!?
干物にされても食われずほっとかれるんだ。
はやにえが、いけにえみたいで浮かばれないですな・・・
パーツクリーナーだと確かに余計な脂分飛ばしてくれるべね。
オラの腹にかけたら余計な脂肪分も飛ばしてくれればね~。
マメなチェック見習いたいけど、ずぼらなワタシには真似できそうにありません。でもオフの間にいっちょう昔のやつを修理してみようかという気になってきました!
パーツクリーナーは溶剤とか、透湿膜を傷めるような成分が入っていそうで怖くて使えません・・・kingさんの使用歴は、もう長いのでしょうか?
熟成されて、発酵までしてるかもね~。
ホントに簡単に漏れチェックできるから試してみてけろ。
シムスはアルコールで漏れチェックしてるらしいけど、アルコールはスプレーに入れとくと知らぬ間に蒸発してるんだよね・・・
パーツクリーナーはここ数年は使ってるべか?
多分、大丈夫と思うすよ。
ぜひぜひお裾分けを~(笑)