やっぱＦＬＹだべ？

茶色い悪魔を召喚するのだ その参（しつこいんだって！）

この流れの何処かに潜むであろう大物に逢うために・・・

またもや、やって来たのだ。



この日に来てくれたメンバーはね・・・

小ぶりな岩魚に。



立派なヤマメも来てけたし。



そして、サイズよりもビッグはファイトの根性の塊、

小悪魔ブラウンたち。







んで、触ると手が臭～くなるこいつもね。



そして、４０オーバーのこいつがオラのネットに収まったのだ。



しかし、こいつ、よ～く見てみると・・・

なんと！もう一個のフライが口に刺さっていたのだ。



こ、これって、もしやオラのキンタマフライなんじゃね！？



そう、前回ネットインするも写真も撮らせずティペットブッチ切って逃げてったアイツだったのだ。

ほれ、オラのキンタマ返せって、キンタマ２個は欲張り過ぎだって。（いや、男らしくていいんじゃね？）

フックにサビが出てるけど、キンタマは再度使わせてもらうべし。



ネットインしたとき、口の左右にキンタマちらっと写ってるけど、わかるべかね？



お前、あれだべ？

前回記念撮影し忘れて、また来てけだんだべ？

律儀なヤツよのう・・・

茶色い悪魔を召喚するのだ その弐

そろそろ、あそこの雪代もだいぶ収まったころなんじゃないべか・・・

前回は雪代の大増水でイタイめにあったからね・・・

お～、まだチョイと水量多めだけど、これなら釣りになりそうだべ！



さて・・・でっかい悪魔よ、オラの元へとやってくるのだ・・・

オメーじゃねえんだって！



お～し、尺物ブラウンなのだ。

んでも、まだまだ小物だすよ。



今日はいい感じで釣れるのだ、



おや、なかなかのイワナまで来てけるってか？

そりゃあ嬉しいすな。



またオメーかよ・・・



またまた尺物だす、んでも、悪いがここでの狙いは４０オーバーのブラウンなのだよね。



おっしゃ！やったべ。

４０オーバーいったんじゃね？

たぶん・・・　

はい！？たぶんって、なしてそんなこと言うのかって？

いや、キャッチしたことはしたんだけど・・・

川原で眺めてる時にティペットぶっちぎって逃走しやがったのだ・・・

身体測定はおろか、写真の一枚も撮らせてもらえなかったのだ・・・

動画が中途半端に終わってるのはそのせいだす。スマン




おっと、こいつはさっきのヤツより小振りだから、余裕でやりとりできるべさ。

って、なに～！？ファイト中にリール落っことしたじゃ！

結局ドタバタなのかよ・・・



余裕の尺越えブラウンってやつなのだが、逃げられたヤツが悔しくて心穏やかではないのだ・・・



川で育ったブラウンってね、こうやって腹を持つと、腹筋が割れてるのが解るのだすよ、イヤ、ホントに。

オラも少しは腹筋割ってみたいすな・・・



さて、本日の収穫なり。

ルアーは息子にやると、喜んでキーホルダーにするのだよね。



木の枝にしょっちゅう引っかかってるけど、回収しないならオラが喜んで持って帰るからね！

茶色い悪魔を召喚するのだ・・・

ニョロリ、ニョロリとツクシが顔を出し・・・



イチリンソウが咲き誇り・・・



山吹が咲き始めた頃、そろそろだべか・・・



何をしに来たかっつうと・・・

茶色い悪魔を召喚しにきたのだ。

多少の増水は覚悟の上だったのだけど・・・

川に着いてみると・・・

ガビ～ン！雪代の増水が川岸の上まである大増水だったのだ・・・




釣りの出来るポイントを探して回ったけど、ロッドを振ったのは２カ所のみだったべ。

今年は大雪だったことをすっかり忘れていたのだ・・・



なんとか、かんとか、小振りなブラウンを手にしたのだが、狙うはもっとでかいヤツなのだ・・・



んでも、この増水には勝てなかったのだ・・・

オラの魔力で召喚出来たのは、この尺越えの”小”悪魔くらいっだったのす。



大物用のネットが虚しいのだ・・・



もうチョイ後にまた来てみるとするべか。

とうとう、荒雄最終日なのだ

さて、今年の荒雄釣行も今日と明日で最終なのだ。

雨が降ろうと槍が降ろうと・・・

嫁の雷は勘弁だけどね。

んでも今回は、最後の釣行だからと泊まりで行けることになったのだ。



んで、荒雄に着いてみたれば・・・嵐のような強風だったのだよね。

水面の波立ちで風の強さ解るべか？



風の中ロッドを振るのも難儀するべさ。

むむ～、お前、そんなに疲れたオヤジのように釣れて来なくたっていいべ？

何というか、ただヌボ～っと抵抗することもなく釣られてきたのだ。



おっと、お前は小振りだけど良く引くべ、子供は風の子？



オラも風に負けずに釣らねばね。



とは言ったものの・・・

やっぱ集中力は続かず・・・

初日はこれにて修了だす。











・・・

・・・

んで翌日・・・

時折雪がちらつき気温は低いものの、風が無いだけでエライ釣りやすいのだ。



そろそろライズ、始まらないかね？



今日は昨日よりチョイと上の場所から入って見たのだ。

んだって、夕べの宿の主人の釣りきち五平さんと百目木橋で待ち合わせしてるのだもの。

う～ん・・・今日はライズの一つも見てないね・・・

なぬ！？ライズしてそうな場所案内するって？

ほほ～、ここね？

お！ホントだ、ライズしてんじゃん！

んでは、まずは五平さん、先にやってけろ。

ミッジドライを取っ変えひっ変え・・・

お～、さすが。お見事だす！



ンでは、オラもドライで行かせて頂きますよ。

＃２０のユスリカ、無視・・・

＃２０のユスリカシャック付き、無視・・・

＃２０のカディスで・・・

やったのだ！



その後はオラの掛けたやつがポイント走り回ったせいでライズが止んでしまったべ。

五平さん、申し訳ないが、沈めて狙わせてもらっていいべか？



ほれ、もういっちょ。



いや、おかげさまで最終日にエキサイティングな釣りを楽しませてもらったべ。

五平さんに、荒雄川に感謝するのだす。

来シーズンも、また来るべし！

雨降る荒雄の底狙い、なのだ

雨降る荒雄川・・・

思えば今シーズンのオラの荒雄釣行は雨か、嵐か、増水か・・・

まあ、一番やっかいなのは増水だべか・・・

んで、その次に風ときて、雨なんだけど、１１月も後半になると雨は体の芯まで冷えるのだよね・・・



手袋の中に使い捨てカイロを入れて、ひたすらニンフを川底に転がすのだ。



オラが思うに、魚って目の前に流れてきた餌は、食いつくと言うより、一瞬で吸い込んでると思うのだ。



感度のいいインジケーターでサイトニンフやってると、ゆ～っくりの流れでもインジケーターがシュポッっと入り込むシーンを何度も見てきたもの。



魚が微動だにしなくともね、そういう当たりが出るのだす。



魚体がでかい荒雄のレインボーではそれだけ吸い込みも強いだろうから、よりハッキリ当たりが出るのが快感なのだす。

んでも、それって渓流でも同じだな～、と思うことがよくあるのだよね。



そんな意味でも荒雄はいろいろ世話になっとります。



さて、今年の荒雄釣行も次回で最終、最後の最後なので嫁に泊まりで行かせてけろって頼み込んだのだ。

せめて天候には恵まれてほしいもんだけどね。

一年ぶりの再会なのだ

今日はなんたら穏やかな日なんだべ・・・



ススキの穂が風に揺れることもなく、たたずんでいるのだ・・・



前回の嵐の荒雄釣行とはえらい違いだべ・・・

そりゃあ、釣り人の日頃の行いがいいからだべ。

はあ？行いのいい釣り人って誰のことや？

まあ・・・オラの事では無いのは確かだべ。

んで？そりゃ誰なのよ！？

天気が穏やかなのは、この人のおかげ・・・isseyさんの日頃の行いの良さのたまものなのだよ！



去年の荒雄以来、ほぼ一年ぶりの釣行だよね、

話を聞くと、仕事も忙しいようで大変そうだけど、きょうはお互い荒雄で楽しむべし！

おっしゃ！まずはオラに来たのだす！






なかなかの面構えだべ？



スタイルもバッチリなのだ。



んで、お次はisseyさんの番だべ。

渓流用のネットじゃすくうの苦労するサイズだすな。



そのファイトにオラのメジャーも降参したようで・・・

べろ～んと伸びたままになっちまったのす。



本日はお互い仲良く良型釣ったし、

また、来シーズンも一緒できれば嬉しいすな。







ところで、先日、オラの友人が荒雄川でロッドとリールを増水した川底に落としてしまったそうなのだ。

ロッドはオービス、リールはラムソン、

もしも見つけた方がいましたら、コメントからでも連絡頂けると嬉しいのだ。

どうか、宜しくお願いします。

嵐の荒雄、特攻隊なのだ

秋田県側から仙秋ラインに入り、秋の宮温泉郷の湯気をスルーして、

荒雄川へと向かうと、色とりどりの衣装をまとった木々がオラを歓迎するのだ。



まるで手に旗持って、大勢の観衆に見送られてる気分なのす。

お～し、んでは声援に応えて行ってくるべし！



しか～し、宮城県境を越えると、オラは雲の中へと突入したのだ・・・

あの声援は、特攻隊への見送りだったのかい？

案の定荒雄は嵐の修行場へと変わっていたのだ。



風の合間を狙ってキャストするべし。



上流から風が問答無用で吹き付けるのだ、んじゃあ、下流に向かってキャストするべし。

ほれ！どうだ、下流に投げればキャストしなくてもフライが飛んでくじゃ。



なぬ！？

ブラウン伯爵まで居たのすか？

去年小降りなやつが居たけど、大きくなったのけ？



どうよ、このヒレ、顔つき、お前さんなら外道としてでも許すべし！

さらに大きくなってけろ！

強風の荒雄に負けるべからず

荒雄って、何故か風が強い日が多いのだ・・・

オラが来る日に限って？いや、他の人の話でも風が強くて大変だったとよく聞くもの。




風がつよけりゃライズも吹き飛ばされる・・・

ライズは百目木橋下流くらいしか期待出来ないべ、



底からニジを引き出すべし。



どれどれ、何食ってるってや？

ん～、ヒゲナガがまだ出てるの！？ヤゴも食ってるしユスリカも食ってるね。

フライの選択は曖昧でいいけど、しっかり底までフライを届けないと釣れないのだよね。



風に負けずにキャストしたれば、お前かよ！



ドライを結べば山女がお出ましだす、お前さん、ずいぶん黒くサビとるね。



ほい来た！本命だすよ。



お前は根性ある！あっぱれなのだ。





バラしも何本かあったのだ・・・

しかも、あいつはでかかったのだ・・・

オラは荒雄の空のごとく、瞳の中に炎を燃やしてリベンジを誓うのだす！



って、お前は星飛雄馬かよ！？

最後の最後に・・・なのだ

今シーズンのオラの渓流釣行も、残り２日を残すばかりとなってしまったのだ・・・



心残りの無いよう、２日間しっかりと楽しむべし！



おや？渓流にゴキブリ！？



いやいや、ゲンゴロウだすよ、自然豊かな証拠だべ。

餌の川虫を探して川底に居るヤツをすくってみたのだ。



お～し、なかなかのヤツが来てくれたのだ。



根性有るところ、見てやってけろ。



こいつは尺あるのだ、来年、さらにでかくなって、またオラの元へと戻って来てけろ！











さて、次の日・・・

今日はホントの最終日なのだが、あいにくの雨となったのだ・・・

そういや、去年の最終日も雨だったような気がするべ。

釣れても釣れなくとも、泣いても笑っても釣り納め、寂しさ表すように、空も泣いてる様な気がするべ・・・



退渓点まで、一歩一歩、しっかりと釣り上がるのだすよ。



そういや、毎年夏前にメッシュのベストに着替えるんだけど、今年は色々あって、

そのまま１シーズン使い続けてしまったのだ。

汗のしみこんだベストが今年の猛暑の車内で熟成されて、

カメムシも逃げ出す臭さなのだ・・・



やった！最終日に尺物が来てくれたのす。

感謝感謝だすよ。





日が落ちるのがすっかり早くなった渓にて、周りを見ると、秋を感じるのだよね・・・



これからお前ら恋いの季節だべ？

しっかりここで産卵上手くやれよ。







と、まあ、無事にシーズンの締めくくり出来たように思えるけど・・・

実は、最終日に熱き戦いがあったのだよ！

プールに浮かぶ山女・・・しかも尺を超えてそうなでかいやつが！

そして、決着は付いたのだ！













ちくしょー！！

来年覚えとけよー！！！

帰ったらベスト２度洗いしてやるのだ！

ドッカンターボで、夏が来る！のだ

聞こえてくるのだ・・・

なんとなく、今頃になると・・・

最初はかすかに、次第に大きく・・・

んでも、それはあっという間に近づいて来るのだ。

オラも、うかうかしてられないのだよね・・・

何が近づいてるってや？

ほれ、聞こえるべ！夏が近づく足音がよ！

川に来たれば、初夏がもうそこまでやってきていたのだよ！



まだ水量は多めだけど・・・今日はいけるんじゃね！？

なんの根拠も無いけれど、何となくそんな予感がする日なのだ・・・



朝一（って言っても１１時頃だけどね）の若干の反応の渋さが、あれよあれよと無くなってね。

ドン深ポイントからは黒～い岩魚もわざわざ水面までお出ましなのだ。



この前の岩魚の釣り難さはどうしたの？



んでもね、ちょっと気になることが・・・

前回と真逆で、今日はヤマメが出にくい気がするべ・・・



どれ？今日のメニューは何だべな？

なに！？ビートルにアント・・・もうすっかりテレストリアルだじゃ！



んじゃ、オラのアントパターン、四畳半アントを結んでみるべし！



たまたまなのか、偶然なのか・・・それとも気のせいなのか、

それからヤマメもぼちぼちと出るようになったのだよね。（すべて因果関係無しだじゃ）



やっぱりメニューはテレストリアルかい・・・



お！こいつはデカい！どうだ？いったか？

お～し、ギリギリ尺あったのだ。



ヤマメも岩魚も、状況変化にそれぞれ反応の違いが出るんだべね、

知れば知るほど、判らなくなるもんだすな・・・



だから、面白いんだよね！